先週後半からテレビやSNSなどのメディアでは政府が15日からの開国にGOサインを出したようだというニュースが流れていましたが、昨日まで政府の公式な発表はありませんでした。そして、本日ようやく「一旦(開国を)待った」を予定通り解除して差し支えないという決断が発表されました。これにより、本日より国境が再開されます。ただし、いくつかの規制は残ります。
- 下記のアフリカ南部8ヵ国への旅行(経由も含む)は警戒レベルを「再考を検討せよ」に格下げする
- 下記のアフリカ南部8ヵ国からオーストラリアに入国する場合、オーストラリアへ旅立つ前72時間以内のPCR検査の陰性証明が必要
- Australia Travel Declaration (ワクチン接種状況の報告も含む)の記入
- 到着する州で隔離やPCR検査の義務に関する法令があればそれに従う
アフリカ南部8ヵ国
- ボツワナ
- エスワティニ
- レソト
- マラウイ
- モザンビーク
- ナミビア
- 南アフリカ
- ジンバブエ
Update on Australian Omicron border restrictions | Smartraveller
これにより留学生や就労ビザ(Skilled Migrant)を取得している人たちの入国や 一度は発表された日本人・韓国人に対する入国の特例を始め先月発表された開国の内容は復活します。
Japan | COVID-19 and the border (homeaffairs.gov.au)
NSW州で再び感染者が増加している
開国はうれしい情報ですが、オミクロン株が確認されたNSW州では再び感染が拡大しています。NSW州の昨日の感染者数は1360名。最近まで200名近くまで下がっていたところ急速に増加し始めています。オミクロン株の感染例も110名(前回の投稿時は13名)まで上がっています。オミクロン株の感染数はここ2週間ほどで10倍弱近い数となっています。開国と併せて他の州へ広がるのも時間の問題です。
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