この1年過ごしてみて、日本もオーストラリアやアメリカをはじめとする海外ほどではないかもしれませんが、物価高が生活に響いてくるようになってきました。今や外でランチしようものなら1,200円~1,300円は普通ですし、ラーメンなどでも1,500円くらい、ちょっとしたレストランなら2,000円するところも珍しくないです。かつて「1,000円超えたら客が来なくなるからとてもそんな事できない」といった風潮はどこへやらという感じです。
また人と話していて思ったことですが、様々なサービスに関して杓子定規な対応になっている気がします。オリンピックの時の「オモテナシ」とやらは影もなく、日本人の異常値と思っていたおもいやりもすっかりなくなってしまった気がします(もちろん気心知れた相手とかは別ですが)。
あらかじめひな形を作っておいて必要な箇所だけ変更したような感じのメール。「お世話になっております」などの始まりの言葉もなく、いきなり「その件に関してはこちらのリンクからご自身でご対応願います」みたいなそっけない返信(それも数日後とか1週間後に返信されてくる)。
Xやチャット文化の影響なのか、人手不足で忙しいのか、近年は「お客様は神様」的な対応が懸念されるのもわかりますが、段階を経ず「お客様は神様」的な対応からいきなりロボットが条件に合うかどうか判断したかのような、ちょっとでも合わなければ「できません」的な対応であったり、上のような無機質な返信メール。10年前とかであったらクレームものだと思うのですが、何度もそのような返信を受け取りますし(もちろん全体からすればそうでないメールのほうが多いです)、結構普通な感じになってきていることにびっくりです。
物価高に関しても同様です。30年間あれだけ我慢に我慢を重ねて値上げをしてこなかったのに、今は遠慮なくどんどん値上げしてきます。人件費や原材料価格が上がっていると言います。確かにそうだろうと思いますが、明らかにYoutubeやテレビのニュースなどで海外の高い物価が伝えられ、外国人が日本で「安い、安い」と言って買いあさっていく事実を知り、遠慮しないでどんどん値上げをすればよいというマインドになってきているからだと思います。
何事もバランスが大事と言いますが本当にそうだと思います。日本人が他の国の追随を許さない圧倒的な強みが急速になってきていて、そこがなく無くなったら何で勝てるんだろうと心配になります。
インバウンドブームがどれだけ続くかはわかりません。すぐなくなることはないと思いますが、中国、韓国、東南アジアも経済的に成長し、インフラが整備され、国として文化や歴史的価値のあるものに力を入れてくれば、今度はそちらが観光スポットとして人気が出てくると思います。その時に「日本はもう何度か行ったから十分」となって、それらの国々に観光客を奪われなければ良いですが。
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