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久しぶりのオーストラリア情報です。

地域密着型情報メディアの TimeOut がEUからの提案で現在、オーストラリア政府とEUの間で最大4年間ビザなしでオーストラリアーEU間を行き来して働けるようにする話が協議されているということです。

https://www.timeout.com/australia/news/australians-could-soon-live-and-work-visa-free-across-europe-under-a-new-two-way-deal-011426

オーストラリア政府からの発表は2026年1月17日現在まだ何もありません。あくまで TimeOut が特定筋から得た情報なので、2026年1月17日時点ではこの情報は公式の情報ではありません。また、オーストラリア政府が検討していたとしても正式に受け入れるかどうかは TimeOut は伝えていません。

ただ、これがもし話が進んで政府から正式に公表されるととても大きな出来事になると思います。とりあえず、この協定でヨーロッパに飛び4年の間にEUで永住権を取るということも可能になってくるかもしれません。逆も真になるので移住、労働力の移動にも大きな影響を及ぼすことになると思います。

オーストラリアにとってのメリット

オージーは単純にヨーロッパで長期で生活できるという嬉しさがあると思います。大学卒業したての20代前半や社会人になって数年働いたばかりの20代後半及び30代前半くらいのオージーや30代半ばで労働力としては年齢、経験的に一番価値があると見られる30代半ばから後半の人たちの中には結構ヨーロッパに移る人も出てくるのではと想像されます。もしかしたら現在オーストラリアが抱えている住宅不足問題の解消にも多少はつながるかもしれません。

オーストラリアにとってのデメリット

逆も真でヨーロッパからも大量にオーストラリアにやってくることが想像されます。人口増加に寄与するとは思いますが、現在の住宅不足問題や急激なインフレにとってプラスになるのかはわかりません。

また、TimeOutの投稿に関して、「EUのパスポートを持っている人が皆ヨーロッパ人とは限らない」という不安の声も多く見られます。オーストラリアはすでに中国、インドをはじめとするアジアからの移民が多く、それは北米などと比べても異常に多いように思えますが、オーストラリアを選ばずヨーロッパに移住している中国人、インド人も非常に多いと思うのでヨーロッパからEUのパスポートを持ったアジア系の人たちが増えるのではという懸念はあると思います。またヨーロッパは歴史的にアフリカなどからの難民も多く受け入れてきているので、仕事のスキルがない元難民がヨーロッパから大量にやってきてオーストラリアの税金を食い尽くすのではないかという懸念を投げている声も見られます。

オーストラリアに在住している日本人が考える事

オーストラリアに長期で在住している、あるいは永住している日本人のほとんどはオーストラリアの市民権は得ず永住権のままオーストラリアに住んでいる人がほとんど出ないかと思います。理由は永住権と市民権の違いで普段の生活にはほとんど差がないためです。この2つの大きな差は永住権だとオーストラリアでの選挙権がないことと、日本に帰国する際にいちいちビザを取る必要がないということくらいだと思います(オーストラリア国籍なら90日間まではビザなしでも日本に滞在できます)。

しかし、オーストラリア国籍を持てばヨーロッパにもビザなしで長期で住めるとなれば、もしかしたらオーストラリアに帰化してオーストラリア国籍を取る人も増えるかもしれません。永住者の場合、日本に帰国するのは年1回で長くても1か月程度という人がほとんどだと思うので、それだけの期間ならビザなしで日本に入国できるのでオーストラリア国籍を取ることのデメリットはほとんどないと思います。

ただ、将来的に日本に帰国の予定がある方や老後は日本で過ごしたいなど考えられている方は永住権のままオーストラリアで過ごされることになると思います。

この情報に関しては今後も追っていきたいと思います。

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