パースに住んだことのある多くの人がパースを絶賛します。
「(ビザや就労の機会などの現実的な問題を無視して住みたいかと聞かれれば)是非また住みたい」、「(ワーホリや留学などが終了して)日本に帰ってくるのが本当に辛かった」などと口にする人が多いと思います。では、パースの魅力とは何でしょうか?
1.フレンドリーなパースっ子
パースっ子と言っても子供に限ったことではありません。パースの人は本当に人懐っこいです。エレベーターに乗る時や街中で何か困っている様子だったり、大道芸人がパフォーマンスをしていたり、町中でちょっとしたハプニングがあったりしたときは当事者も周りの人たちもそこで誰かしらつぶやき始めてその周りの人たちがそれに反応して、会話が始まります。日本だと見て見ぬふりをしたり、何の反応も示さず(あるいはちょっと反応しても)無言のまま素通りしてしまう人が大半だと思いますが、こちらでは相手が知っている人であろうがなかろうが普通に話しかけて会話が始まります。
2.程よく都会、程よく田舎なシティ
オーストラリアの大都市は日本のそれに比べると大分コンパクトです。シドニーにしろメルボルンにしろシティと呼ばれる都会の中心部分は基本的に1都市に1箇所で歩いて回ることが出来るくらいの広さです。東京だと渋谷、新宿、池袋、東京・有楽町・銀座、品川など東京の中にも大都会がいくつか点在していますが、オーストラリアでは1都市に1箇所が基本。
シドニーやメルボルンの人口が400万人超に対しパースは200万人超ですので、パースの場合、シティと言えどのんびりした感じです。正直、日本の大都市からパースに来られる場合あるいはシドニーやメルボルンから来られる方は「えっ、これがシティ?」と面を食らってしまう人も少なくないかと思いますがシドニーやメルボルンあるいは日本の大都会は皆せかせかしながら通勤や家路に向かったり、パトカーや消防車、救急車ががサイレンを鳴らしたり、交通渋滞で車がクラクションを鳴らしたりなどの音害も結構あるかと思いますが、パースは他の大都市と比べたらそういうのも少ないですし、のんびりという言葉がぴったりな町です。
また、町中には至る所に公園があって緑が整備されていますし、シティの南にはスワンリバーが流れていて川幅が湖くらいありますので癒されます。シティの西側にはフリーウェイが南北を貫いており、フリーウェイの西側は高台になっておりキングスパークがあります。そこから眺めるスワンリバーとシティの高層ビル群、下のフリーウェイを走る車を眺める景色はそれだけで「パースめちゃ良くない?俺(私)こういうところに住みたい」と多くの人を魅了します。メルボルンが世界で最も住みやすい町として評価されることがありますが、パースは世界で最も美しい町と評価されたこともあります。
そうはいってもオーストラリアで四番目に大きい都市なので大抵のものは手に入りますし、近年は日系スーパーや一風堂をはじめとする日本のラーメン店、ユニクロなどもパースに進出してきていて、日本人にとってより一層住みやすくなってきていると思います。
3.美しい海、大自然
パースのシティはインド洋から東に向かって30分ほど内陸に入ったところにあり、シティを中心に東西南北に小さい町(サバーブ)があります。なので、海沿いに住むことも出来ますし、シティに住んでいても海までは30分程。日本の都市なら博多に近いと思います。そして、多くの人が絶賛するのが透明度の高い海。パースから近い所の海でも日本の海と比べればかなり透明度が高いですし、パースを離れれば離れるほど想像を超えるほどの綺麗な海を拝むことが出来ます。オーストラリアと言えばゴールドコーストやケアンズの海が美しい海としてあまりにも有名なため多くの人がすごく期待して訪れますが、本当に透明度の高い綺麗な海を見たことがある人はそれらの海を実際に見た時、「確かに綺麗はきれいだけど・・・」という感じです。そんな人たちもパース・西オーストラリア州に来ると「西オーストラリア州の海はすごく綺麗」と太鼓判を押してくれます。
また、インド洋はオ-ストラリア大陸の西側にあるため多くのビーチで海の沖合に向かって沈む夕日を見ることができますし、パースを離れれば手付かずの自然の宝庫。国立公園は無数にありますし、渓谷やこれから旬を迎えるワイルドフラワー、地平線まで広がるキャノーラ畑は圧巻です。
4.様々な国の料理が味わえる
パースはオーストラリア大陸の西側に位置していることから、シドニーやメルボルンなどよりも東南アジアに近く東南アジアからの移民も非常に多くいます。そのため、インド、マレーシア、ベトナム、タイ料理などはシティやローカルのサバーブでも多く見かけます。
また、スワンバレーやマーガレットリバーなど世界でも高い評価を受けているワインの産地もあり、日本でワインというと敷居が高いものと感じる人もいるかと思いますが、こちらでは日々気軽に楽しむ飲み物として多くの人に愛されています。
Comment
No trackbacks yet.
No comments yet.