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オーストラリアの新型コロナワクチンの状況は日本と同じような状況だと思います。現在多くの州では医療従事者や隔離施設などで働かている人、50代以上の高齢者などが対象としていて、それ以外の国民全般にまでは接種が行われていません(メルボルンがあるビクトリア州が27日に7日間のロックダウンの宣言と共に40代以上の一般の人にまで対象を広げました)。自分が接種を受けられる対象であるかどうかは下記のリンク先で確認できます。

COVID-19 vaccines | Australian Government Department of Health

さて、そんなわけで1回目のワクチンを接種してきました。

ビクトリア州のケース

ビクトリア州は今月27日に7日間のロックダウンの宣言と共にワクチン接種可能な人の対象を40歳以上の方であればどなたでもと広げました。州政府は州内で増え続けている変異株の感染者を抑え込むために「40歳以上の方はすぐワクチン接種の予約をして受けるように」と促しています。ビクトリア州の予約の詳細に関しては下記のリンクで確認できます。

Vaccination centres | Coronavirus Victoria

ビクトリア州の場合、予約は現時点では電話予約のみとなっていてネットでの予約に対応していません(上記リンク先でホットラインの電話番号が表示されています)。なので、電話をかけてもなかなか繋がらないという状況です。私の場合は22回目のコールでようやく繋がりました(そこから予約担当者が私のコールをピックアップしてくれるまで更に30分ほどかかりました)。

電話が繋がらないというのはメディアでも報道され問題視されています。また、上記リンク先でも予約必須の会場、予約なしで行ける会場(Walk in)の両方が記載されていますが、テレビの報道では予約して行く場合で1時間、2時間待ち、予約なしで行くと返されるというケースもあるようです(これは会場やその時のタイミングなどにもよるのかもしれないので、どこまで本当かは確かではありませんが)。確実を期したいのであれば予約していくのが良いかと思います。私のケースでは予約時間の1時間前に着いて長蛇の列に並び接種できたのは予約時間の20分程後でした。

接種に要する時間は5分程

上の写真は接種が終わった後の待機場所です。右側の青いカーテンで覆われているところが接種ブースで、接種開始前にドクターから「体調は問題ないか(風邪、咳、くしゃみなどないか)」、「アレルギーがないか」、「現在他のワクチンを接種しているか」などいくつか質問を受けます。そして、ワクチンの接種後副作用がある場合もあることを了承するか確認され、了承して接種が行われます。注射自体は普通の注射と同じ感じで腕に注射針をさされてチクッとした後、ガーゼを当ててくれて終了です。ブースを出る前に接種の記録が記載されたカードを渡されます。

接種が終わると写真の待機場所で15分間接種後の経過の様子を見ます。だるい、体調がすぐれないなど特に副作用の兆候がなければ15分後に会場を去ることが出来ます。退出時に係りの人に退出の旨を伝えると体調に問題がないか聞かれ、2回目の接種時期などの説明を受けて退出が可能となります。

私の場合は接種後、腕が痛くなるということもなく至って普通です。接種してくださったドクターが「私は2回すでに接種したけど、1度目はなんともなく2度目がだるくなったり頭が痛くなったりして結構きつかった。他のドクターも同じような感じだから今回はそんなに心配しなくて大丈夫」と言ってくださいましたが、私もそのような感じになるかもしれません。なので、2回目が不安です。

ちなみに、私が接種することのできたワクチンはP社製でした。オーストラリア連邦政府は3月頃だったかと思いますが、A社製のワクチンが血栓症を引き起こす可能性があるとして、50歳未満の人はP社製のワクチンを接種するよう推奨していたので、それもあってかP社製を接種することが出来ました。会場の列に並ぶ際も年齢を聞かれ「こっちの列に並んでください」と係員に指示されました。

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