オーストラリアへ留学やワーホリなどを計画してたけどコロナでキャンセルになった。そんな方もいらっしゃるのではないかと思います。そのような方からすれば、留学やワーホリはいつ再開できそう?現在のオーストラリアの状況は?など気になることがたくさんあると思います。
オーストラリアの現在の状況ですが、現在はメルボルンがあるVIC州を除く全ての州では新規感染者数は1ケタ台に抑え込められていると思います。特にパースがあるWA州などシドニーやメルボルンから遠い州ではゼロの日が何日も続いていて、州政府としては一定の規制は設けていても規制を徐々に緩和し始め、ローカルの生活の様子はほぼ通常のような感じに戻ってきているという州もあり、アデレードがあるSA州やダーウィンがあるNT準州もそのような感じではないかと思います。
シドニーがあるNSW州も新規感染者数は抑えられ、飲食店や小売店などは通常通りオープンしているところが多いです。ただ、人の入りはコロナ以前と比べると少ないように感じます。NSW州ではステイホームは解除されましたが、仕事に関しては原則リモートワークを維持しているので、それが未だに経済に影響を与えているのではないかと思います。
一昨日(金曜日)シドニーのシティを歩いてみましたが、人の数も平常時と比べると全然少ないですし、歩いているのは私服を着ている学生やその日仕事をしていないと思われる方が中心で、スーツ姿の人は多少見かけましたがまだまだ全然という感じでした。
一方、VIC州は他の州と同様に一時期新規感染者数を抑え込みましたが、先月後半過ぎから新規感染者が再び増え始め、新規感染者が急増している地域で再びロックダウンに入りました。先月の前半頃まではVIC州も含めて全ての州で新規感染者数を抑え込みロックダウンが解除され、政府も国全体としての規制緩和に向けたプランを発表し始めたところだったので、VIC州以外の州も驚きをもって見守っている状況です。
オーストラリア政府はコロナ以前の状態に戻るまでに2、3年、コロナ以前のような経済成長に起動を乗せるのに更に2、3年かかるのではと見ています。オーストラリアでは留学が大きなビジネスになっていたり、ワーホリの労働力がファームや地方経済にとって欠かせないところもたくさんあるので、経済を立て直す意味でも早く留学生やワーホリを海外から受け入れたいと考えていると思われます。
オーストラリアが国境を一部の国に対して開放し始めるときに日本で感染者数が抑え込められていれば、日本からも入国を認めると思います。現在、政府からの発表はまだ何もないので個人的な予測としては早くても9、10月、年内には国境を一部の国に対して開くのではないかと思います。
まだ大分先かと思われた方。2、3か月、半年なんてあっという間です。準備することはまだまだないですか?留学なら英語だけとってみても大丈夫ですか?英検1級やTOEIC900点持ってたとしても、本当にそれでOKでしょうか?それくらいのレベルなら留学先では毎日深夜まで寝る時間を削ってまで勉強して何とかやっとついて行けるレベルです。昔は実際に留学してテキストをもらうまで英語の専門書や文献など目にする機会は少なかったですが、今はインターネットで様々な分野の英語の書物も手に入ります。
ワーホリをされる方ならお金の準備はどうですか?上述した通り、現在お店は開いていても人の入りは依然と比べるとまだまだ少ないです。航空会社やホテルなどのホスピタリティ産業が壊滅的なのは世界中どこも同じです。私の近所の日本食レストランも以前は週7日、昼・夜開けていましたが、現在は平日は昼のみ、週末は土曜の昼夜のみ(日曜は閉店)です。もし、知り合いのワーホリ経験者からどれくらい稼げるか聞いていたとしても、それはもう当てにならないかもしれません。30万あれば十分だよと聞いていても With コロナや After コロナでは仕事をゲットするのが以前より難しくなって厳しいかもしれません。以前はオーストラリアでワーホリしたら100万円貯金が出来たなど言われる方もいると思いますが、アフターコロナではできるかわかりません。そうしたら、日本でなるべく貯金を作ってから渡るというのも大切かもしれません。
そう考えたら、2、3か月や半年の延期では足りないかもしれません。もし、1年遅らせようと決心することが出来れば、状況はもっと良くなっていると思いますし、With コロナや After コロナ下でのオーストラリアの状況や各国の状況や情報がより多くゲットでき、自分の将来にとってより正しい判断、選択ができるかもしれません。
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