マレーシアに続いてベトナムはフーコック島を訪れています。
本当はマレーシア人の知り合いに勧められたティオマン島(マレーシア)に滞在したかったのですが、マレーシア半島の東側は今モンスーンの時期でシーズン的によくないとのことだったので、それなら他の東南アジアの島で過ごそうと思いこの時期天気が良好だというフーコック島にしました。グーグルで検索するとベトナム・東南アジア最後の楽園と形容されていることが多いですね。南国のリゾート感満載の写真(きれいな海、ヤシの実と背景に海に沈む夕日など)がたくさんウェブにアップされています。私はパースや西オーストラリア州できれいな海、夕日は散々見てきているので、そこよりもベトナム料理やローカルのもの(シーフード、コショウ、ヌクマムなど)のほうに興味があります。
とりわけヨーロッパ人に人気のリゾートと書かれていましたが、実際に島に降りると観光客の8割、9割は白人。ホテル内はフロント、レストラン、プール、ビーチ、どこも白人だらけ。聞こえてくるのはオージーイングリッシュ、クイーンズイングリッシュ、アメリカンイングリッシュ、フレンチ、スパニッシュ?などなど。ホテルの無料シャトルに乗ったときは私以外全員白人。ここは本当にベトナムかと思うほどです。
パースを飛び立つ前に休暇でフーコック島に行くと何人かに言いましたがベトナム人はさすがに知っている(けど、行ったことがあるという人はいなかった)、アジア系の人たちは「どこ?」という感じで知らない人が多く、白人のオージーは知っている人は知っているという感じでした。フーコック島は恐らく欧米向けにマーケティングされいてるんでしょう。オーストラリアに来て知りましたが、白人とりわけヨーロッパやオージーの人たちは東南アジアをバカンスの場所と考えて旅行する人が非常に多いと思います。かつて植民地であったことも大きいのかと思いますが、現地を旅行すると意外や白人が多いです。
フーコック島へはクアラルンプールから直行便が出ており、飛行機で約1時間半ほどだったと思います。空港に降りてさっそく Grab のアプリを起動しましたが、ドライバーが皆忙しいという表示が出ていたので、直接タクシーの運転手を捕まえてホテルまで向かいました。道中はテレビでよく見たベトナムの交通事情のように半端ない数のバイクが行き来していて追い抜くために対向車線を逆走したり、逆に反対側の車線からそうされたり、もはや交通ルールはないのと同様な感じで日本やオーストラリアの交通事情と比べたら非常に危ないと感じました。マレーシアの交通マナーは悪いと以前の投稿で書きましたが、ベトナムに比べたら全然ましです。また、追い越す際はクラクションを鳴らして追い越す合図を出すようで、バイクは20m間隔くらいで走っているのでしょっちゅうクラクションを鳴らして追い越す感じです。
ベトナムの他の地域はわからないのでフーコック島に限って言えば、街中は英語の看板は少ない。タクシーの運転手は英語が流暢でない仕事に必要な単語・フレーズのみ暗記している(スマートフォンの電卓機能を使って金額を見せて値段の交渉をする)。ホテルも英語が喋れる人、苦手な人様々でした。しゃべりかけたスタッフがあまり英語が喋れない人だったりすると、すぐ英語の喋れるスタッフに助けを求める感じで、タクシー運転手にしてもホテルスタッフにしても基本あまり向こうから色々話しかけてきません。日本人と同じでシャイなのかと思います。
初日はチェックインして夕方まであまり時間がなかったので、ホテル内とビーチを散策するに留めました。
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