以前の投稿でも取り上げたことのあるシェアサービス。車から自転車、E-Scooter(電動スクーター)そしてオーストラリアの場合は家もシェア(シェアハウス)。町中では至る所でE-Scooterに乗った人が走り抜ける姿を普通に見かけるようになりました。他人がEスクーターに乗ってさらりと町中を駆け抜ける姿を見て「自分も乗ってみたい」と思っても、昨年は1時間半で45ドルくらいしてたと思います。しかし、今回は1時間で$9まで下がっていたので試しに乗ってみようという気になれました。
今回乗ったのは N社の電動スクーター。メルボルンでは至る所に放置されているのを見かけます。公園やビーチ、その辺の公道、スーパー、レストラン、ホテル、マンションのエントランスなど本当に町中のどこにでも置いてある感じです。アプリをダウンロードしてクレジットカードを登録しておけば自分の現在地の近くにあるスクーターをマップ上に示してくれます。
こちらでは自転車も電動スクーターもヘルメットの装着が必須で、アプリから予約を入れて電動スクーターに表示されているQRコードをスキャンすると電動スクーターに吊るされているヘルメットを外して頭に装着できるようになり、電動スクーターを運転することが出来るようになります。
今回初めて乗ってみましたが、初めて乗ってみて感じたことを記しておきます。
電動スクーターのメリット
- 運転自体は難しくないが、初速やブレーキのかけ方など慣れるまでちょっとかかる
- 時速20㎞で走れるので、歩くスピードよりは大分早いがクロスバイクのようなスピードでは走れない。マラソンランナーくらいの早さ。
- 赤信号ではアクセルを押しても走り出さないようになっている
- メルボルンでは電動スクーターは車道又は自転車専用道路を走ることになっているが歩道やビーチ沿いなどに入ると「歩道エリアなので減速します」と機械の声が流れ、時速10kmまでしか出せなくなる
電動スクーターのデメリット
- 走行可能な場所の範囲が案外広くない?サービス提供地区エリアが設定されているようでそれを超えると「サービスエリアの外に出ました。サービスエリア内に戻ってください。さもなければ、電源を切ります」とアナウンスされる。盗難対策なのだろうが、もう少し広いと嬉しい
- 乗り心地が非常に悪い。自転車専用道路では地面に自転車のサインが表示されていてそこに乗り上げた時や普通の白線程度の所に乗り上げても結構強い衝撃が体に伝わってくる。メルボルンはトラムが車道と共有しているところも多々あり、そういう所だとレールに車輪が乗り上げたり横切る時はハンドルをしっかり握ってないと転倒する可能性も。公道は凸凹しているところが多いので、1時間乗っていたうちの大半は衝撃との戦いのような感じだった。道路の舗装工事をし直したばかりの綺麗な状態やレース用の整備された道とかでないと快適には乗れない。
というわけで、他人が町中をサーっと軽快に走り抜けていく姿を見た時は魅力的に感じましたが、実際に乗ってみると結構大変。何度も乗っていれば慣れるのかもしれませんが、私個人的には慣れるにしても相当時間がかかるような気がしました。
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