オーストラリアで暮らしている日本人の人たちが、この時期共通して言うこと。クリスマスや年末感がゼロ。。。
この時期、12月25日のクリスマスまでは、日本では各地でクリスマスのイルミネーションやらクリスマスソングが至る所で流されていて、クリスマス感が半端ないですし、12月に入れば忘年会、年末には年末特有の挨拶やテレビをつければ年末特番などこの時期特有のものが多く見られ、今年もあっという間に過ぎて行ったなぁとしみじみ一年を振り返ったりしますが、それがこちらでは感じられない。
もちろんオーストラリアでもラジオやお店のBGMでクリスマスソングを流しているところはありますし、都市部ではクリスマスツリーやイルミネーションなども見ることもできるのですが、日本のそれとは比べ物にならないほどシンプルで見られるのは一部の場所。日本はこれでもかというくらいあちこちで見られ、お互いにスケールなど競っている感じがありますし、情報雑誌やウェブ、テレビなどでも連日様々な場所のイルミネーションが紹介されていますが、こちらではとりあえず形式的にこの辺に一か所くらい置いとくかという感じで、地方に行けばクリスマスツリーもイルミネーションもクリスマスのクの字も街中で見かけることはなく、町はいつもと変わらない風景。特にこちらは12月から夏になり、歩いている人は皆、半袖、Tシャツ、サンダルにサングラス。
年末もNYE(New Year’s Eve)こそパーティーを開けど、日本のように一年を振り返りながらしみじみ、蕎麦や鍋など温かい食べ物で体を温めるとかでなく、夏満開でフィンガーフードを片手にビールでイェイという感じでビーチで海水浴をする人も多く、情緒のかけらもありません(まあ、多少振り返ったりもしますが切り替えが早く、「さっ、今年はもう終わるんだから来年良い一年になることを期待しよう、乾杯!」という感じです)。シドニーでは年末に花火大会が催され、テレビ中継も毎年恒例になっているようなのでシドニーならではの年末感があるのかもしれません。
ちなみに挨拶ですが、日本では年内最後に会った日に「良いお年を!」と言って別れて、年明けに初めて会ったときに「明けましておめてとう」と挨拶しますが、こちらでは年内最後に会った日に Happy New Year!と言って別れて、年明けに初めて会ったときにもHappy New Year! と言います。不思議なフレーズです。
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