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日本にもあって海外にもあるサービス、ただ日本と海外では少しサービスの内容が違うというのは結構あります。今時な例としては Netflix。コンテンツは共通しているものもありますが、100%同じわけではありません。

Netflix に限らず、他にはクレジットカードの特典やら Amazon のプライム会員の特典なども日本と海外では違います。ただし、総じて日本の特典の方が充実している気がします。

オーストラリア版 Amazon Prime 会員の特典

オーストラリア版の Prime 会員の特典は以下の通りです。

  • 配送料無料(ただし、配達は2営業日後)
  • Prime Video
  • Prime Music
  • Prime Reading

日本でプライム会員になられている方なら「え、それだけ?」と思われると思います。Amazon Photos の写真アップロード無制限とか、Amazon Music Unlimited への割引などもありません。配達はプライム会員で早めの2営業日配達(通常配達だともう少しかかる)。即日でないなんて日本では考えられませんよね?通常の配達でも翌日とかですし。クレジットカードの特典なども例えばアメックスなら日本のアメックスの方が充実しています。

このように、日本にもあって海外にもあるサービスでも内容が違うことが結構あります。これは日本が1億人を超す人口に対してオーストラリアなら2,500万人、ヨーロッパでも数千万人の国々が多くマーケットの大きさが全然違いますし、日本人はアメリカのサービスはものすごく好きな国民性だと思います。ハリウッド映画にメジャーリーグ、NBA、音楽やファッションなどもアメリカから流行を取り入れていることが多いと思います。なので、Amex や Amazon 等からすると日本は国別の売上でアメリカを覗いたら一位、二位になる国で上得意様なわけです。

一方、オーストラリアは日本の人口の1/6程度ですし、ハリウッド映画ももちろん上映されていますがアメリカ偏重ではないですし、もともとイギリスの支配下にあったりヨーロッパからの移民が多いこともあってか、アメリカに良いイメージを持っていない人もいます。

海外から日本のアマゾンにアクセスすると受けられないサービスも

アマゾンを始めとするオンラインのサービスは規制をかけなければ簡単に国を跨ぐことができてしまうため、通常どこからアクセスされているかチェックされています。例えばアマゾンなら日本のアマゾンのサービスは基本的に日本に在住している人にサービスをするわけですが、インターネットにつなげられれば、日本からであろうがオーストラリアからであろうがどこからでも日本のアマゾンのページに到達できるわけです。

上述のように日本のアマゾンと海外のアマゾンではPrime 会員の特典がかなり違うので、日本のアマゾンからすると日本に住んでいない人に日本のアマゾンの特典を提供したくないと考えても不思議ではありません。オーストラリアに住んでるならオーストラリアにもアマゾンやプライム会員もあるわけですし。とりわけ、Prime Video など著作権が絡むものはコンテンツによっては海外からアクセスされている場合はサービスを受けることは出来ません。

また、アマゾンのアプリをインストールをしたい場合はアクセスしている国のバージョンのアプリがダウンロードされてしまう場合もあります。例えば日本のアマゾンからアプリ(デスクトップ版)をダウンロードしても、パソコンの国、地域の設定などが日本になっていないと、アプリをインストールしても海外版になってしまうこともあります。

また、Amazon Photos の場合、アプリから写真をアップロードしたいと思っても、アプリが日本のアプリでなければ日本のアマゾンにアップロードすることが出来ず使い道がありません。更にアプリを携帯にインストールしたい場合、日本の携帯電話の番号を入力しなければならなかったりします。海外在住の方の場合、日本の携帯電話の番号を持っていない方が多いと思うので、携帯との同期や携帯からのアップロードはできないかと思われます。

これらの不具合を解消するためにはちょっとした工夫が必要になってきます。他のブログやサイトなどでもこの辺りの事が書かれていますので、参照してみてください。

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