オーストラリアの確定申告が終了しました。本当は昨年10月に日本に戻ってきているので、そこで準確定申告をすることもできたのですが、その時務めていた会社(シティから離れた家族経営の会社)の給与計算担当者がそのことをよく理解しておらず、「いつも通り6月過ぎてからやれば良い」の一点張りだったので埒が明かないと思って、その通りにしました。
オーストラリアの所得税、確定申告
オーストラリアも日本と同様に所得税に関しては確定申告があります。ただ、日本と同じところ、違うところそれぞれあります。なお、ここでは多くの人に当てはまるであろう給与所得(給与の収入)に焦点を合わせます。人によっては不動産など給与以外の収入がある方もいると思いますが、ここではそれらについてひとつひとつ細かくは延べません。
日本と同じところ
まず、毎回支払われる給与から所得税が天引きされます(源泉徴収)。オーストラリアも日本と同様に累進課税で所得(給与)が大きい人ほど高い税率が課される仕組みになっています。会社が所得税を天引きし従業員に代わって定期的に税務署に納めます。
日本と違うところ
日本では毎年12月に会社が年末調整を行い給与に関する部分の所得税は一部の例外を除きほとんどの人にとってはその調整をもって完了するため収入が給与のみという方は確定申告をするということがないと思います。サラリーマンやアルバイトの方で医療費控除など受けたことがないという方や不動産の家賃収入や株など他の収入がない方は日本で一度も確定申告なんてしたことないという人も多いのではないでしょうか?
一方、オーストラリアでは年末調整という作業がありません。なので、サラリーマンやアルバイトの方で給与の収入しかない方でも自分で毎年確定申告を行う必要があります。この点で日本は年末調整という素晴らしいシステムを導入していると思います。
ワーホリなどでオーストラリアに来られた方が確定申告と聞いて「日本で確定申告なんて1回もやったことがない。確定申告ってどうやるの?収入の計算とか税金の計算って?」とビビると思います。ただ、近年はテクノロジーの発達で申告はオンラインでできますし(日本のE-taxのように面倒な電子証明など取得する必要もないです)、申告のページに行くとすでに給与収入や源泉徴収されている所得税の金額なども表示されています(会社からすでに情報が回っています)。あとは自分で仕事にかかる経費などを追加したり、税額控除の対象になるものがあればそれを入力するだけです。
入力自体は最低限の入力で簡単にできますが、経費などの記録を日々ちゃんとしておかないと「レシートどこにやったけ?」という感じで入力前の準備段階で多くの時間を費やすことになってしまうと思います。
オーストラリアの源泉徴収税額はよくわからん
日本で年末調整をするといくらか税額が返ってくると思います。数千円であったり、多くても2,3万円とかが一般的でしょうか?
ただ、私の経験ではオーストラリアでは還付税額がものすごく大きく毎度びっくりします。
パースにいた最初の6年半の時は日本と一緒で2,3万円くらいだったのですが、その後シドニーやメルボルンに移ったら毎年、数十万円返ってくるようになりました。収入は特に変わらない年もです。徴収しすぎなんじゃないかと思って給与計算担当者に聞いても「ちゃんと法律に従って徴収している。何も間違っていない」という感じなので腑に落ちません。
そして昨年は確定申告の際に10数万円近く余計に支払うことになり(年の途中で転職して給与が上がったためと思われる)、そのため今年は予定納税を四半期ごとにするはめに。そして今年度は年度の途中で日本に帰国したため、結果70万円超の金額が戻ってくることに。うれしい臨時収入ですが毎回金額の大きさにびっくりです。
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