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2013年にオーストラリアへ移住しました。私の場合は移住しようと思って行動に移したというよりも、

海外で仕事をさせてもらう機会を日本の勤め先から頂いた

のがきっかけです。

もっとも海外に全然興味がなかったというわけではなく、むしろ海外で暮らしてみたいという気持ちは小さいころからあり、日本でも外資系企業に勤めて機会をうかがっていましたが、一般的なワーホリ(ワーキングホリデー)や留学から現地で仕事をゲットして海外移住につなげたという流れとは違うので私のケースはレアケースだと思います。

日本の外資系企業で長く働いてそこから社内異動みたいな形でオーストラリアに移ったので、ある程度仕事の進め方や仕事で使用しているソフトなどは共通することも多くその点は恵まれていますが、法律、ルール、働き方のスタイルの違い、仕事をする上での習慣・常識などオーストラリアと日本の違いも多々あり、慣れるまでは想像以上に大変でした。特にビジネスに関連する法律などは日本と違うので日本で培った経験、知識などはほとんど意味がなく真っ白な状態からスタッフにアドバイス、指導したり上司に説明できる程度にまでには理解していないといけなかったので、そこが一番苦労した点です。仕事をしているので学校に通うわけにいきませんし、オーストラリアにはサラリーマンを対象にした日本のような私的な資格学校があるわけではなく、日本でなら大抵の場合ネットで検索すれば関連するページがたくさんヒットして簡単に情報をゲットできますが、こちらではネット上にあまり情報がアップされないので、自分で何とかして情報を手に入れて覚えこまないといけません。これは私やオーストラリアでの就労に限らず、海外で仕事をされている方には共通の経験ではないでしょうか?

さて、オーストラリアという国ですが、皆さんはオーストラリアについてどんなイメージを持たれていますか?青い空、まぶしいばかりの太陽、ターコイズカラーの美しい海やウルル(旧エアーズロック)などをはじめとする雄大な自然、陽気で親切なオージーなど色々あるかと思います。観光やワーホリあるいは留学などでオーストラリアを訪れた多くの方々が、こういった点に魅了されて「(オーストラリア、)すごく良かったよ」と言われると思います。これはもちろんその通りで私も同感です。観光や留学など一定の期間の滞在ですとこれだけで十分、これ以上何が必要と思われると思いますが、移住となるとこれ以外に考慮しなければならないポイントが多々あります。その国のビザや就職事情、生活水準や物価、治安、健康保険や医療、年金等の社会保障、お子さんがいれば学校等の教育システムなども気になるところですよね。海外移住を考えられている方はこういった点も踏まえて長期的な視点で移住先を考えることが必要だと思います。

このブログではオーストラリアに関してそういった点についても今後述べていけたらと思います。

メルボルンシティ

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