昨年オーストラリアから11年ぶりに日本へ本帰国。休暇で一時的に帰国するのと違い、日本で生活することになるわけです。1、2年日本を離れているくらいなら大した変化はないと思いますが、11年も離れていると、私が知らないこともたくさんあります。日本での仕事に慣れるといったことに限らず、社会の仕組、システムもだいぶ変わっていて、日本で暮らしている人にとっては当たり前のことで、「俺、それよく知らない」ということもたくさんあります。
テクノロジー関係
まずはテクノロジー関係。11年前はLineもまだ世の中に出てきて間もないころだったと思います。ほとんどの人がまだ使用していなくて私も当然のごとく使っていませんでした。当時はまだFacebookが主流。でも、今は誰でも当たり前のようにLineを使っていてLineで繋がることを求められると、操作がわからずあたふたしてしまい💦、「海外から11年ぶりに帰ってきて操作がわかないのでやって」とお願いしてしまいます。
そしてQRコード決済。これも当時は現金以外ではクレジットカードかSuicaなどの交通系ICあるいはEdyだけだったと思います。なので、○○Payとか多すぎて覚えきれないですし、どれがいいのか、何がどう違うのか全く分かりません💦。オーストラリアはデビットカード/クレジットカード払いが主流で、私が知る限りQRコード決済はないです。お店でもVisa、Master、Amex、Dinersくらいしか支払い手段の選択肢がなく、わかりやすくて良いです(Simple is best)。
ふるさと納税、NISA、iDeCo
そして、ふるさと納税やらNISAやらiDeCoなど。何となく概要だけは聞いていますが、こちらも具体的にそれぞれのメリットやNISAとiDeCoの違いなど細かいことまでは理解しておらず、今回本帰国したことで私も参加できるので、ちょっとこれを機に覚えて私もメリットがあるならやってみたいと思います。
ふるさと納税
まずはふるさと納税。日本国内の市区町村などに寄付すると返礼品としてその地域の食材やら生活用品が自宅に送られてきて、返礼品はかに、いくら、ホタテ、うなぎなどの海産物であったり、黒毛和牛の牛肉、高級フルーツなど豪華で評判が良いというのはオーストラリアにいたときから聞いていたので、「本帰国したらやってみたいな」と思っていました。また、それだけでなく寄付として納めた金額の2,000円を超える部分の金額が寄付金控除として確定申告の際に使用できるそうなので、節税というお得感もあって人気のようです。
ふるさと納税は本当にお得か?
いろいろ見ていますが、返礼品は豪華ですね。写真を見るとつい寄付してみたくなります。寄付の金額も1万円前後くらいからで上は3億円なんてまであります(返礼品は別荘取得支援チケット9,000万円分)
さて、ふるさと納税興味はありますが、本当にお得なのか考えたらとりあえず見送ることにしました。例えば1万円寄付して海産物を返礼品として受け取る場合。寄付金控除は8,000円。これが税額控除ならまだ魅力的ですが、所得控除なので節税の金額となると1,000円程度でしょうか?1万円払って返礼品が届いてその程度の節税なら1万円寄付している時点で大きな出費です。返礼品がふるさと納税でしか手に入らない、どうしてもそれが欲しいというなら、全然良いと思いますが、そうでなければ普通に1万円の大きな出費があるので口座残高は大きく減ってしまいます。
ふるさと納税はむしろ、お金に余裕がある人がふるさとに貢献したいとか、返礼品が届く楽しみを味わいたいとして寄付したり、家族がそれで喜ぶなどそういうことのためにやるという感覚でしょうか?
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