以前の投稿でも述べた近所の床屋の店主の日本への旅行。
日本大好きな店主は日本への旅行を満喫してきたようです。「お刺身おいしかった。日本はやはり食べ物は新鮮でおいしいね。町もきれいだし見所一杯。ただ、ごみ箱が町中になくてごみの捨て場に困ったけどね。日本人は家に持ち帰ってるの?几帳面だよね。オーストラリアでは考えられない。あとやはり言葉の壁があるね。特に電車の駅で多くの外国人が困ってたよ。」とのこと。
しかし、「(回る)寿司も食べたけど、寿司は全然おいしくなかった」そうです。「味がしないし、ネタは乾燥がひどくとにかくパサパサ。(回転)寿司に関してはオーストラリアの方が全然おいしいと思った。何でだろうね?」と不思議そうでした。
私も休暇で日本に帰省した時に同じように感じて以前の投稿で何度かこの点を挙げましたが、やはり回転ずしのネタは相当質が悪くなっていると思います。
8,000円の海鮮丼は外国人にとって妥当?高い? | Hiro-M’s
私が日本でサラリーマンをしていた頃、とりわけ2000年代なんかは回転ずし屋が至る所にあって勢いもあり、カウンターの寿司屋にも負けないんじゃないかと思わされるくらいの良いネタを安価な価格で出してるお店も少なくなかったと記憶してます。
しかし、今の回転寿司屋で出されるネタは正直、普通には売れないと思われる感じの質の悪いものばかり(私が訪れた回転ずし屋に関しては)。逆にサーモンならオーストラリアで食することが出来るサーモンは本当に脂が乗っていておいしいです。
やはり、今の時代100円や200円で出せるものとなると質の悪いものしか出せないのではないかと思います。オーストラリアの回転ずしなら炙りとかでなく一番ベーシックなサーモンの寿司は1皿500円。どちらに購買力があるかは明らかですよね。ホリエモンが「牛タンは中国人がそのおいしさに気づいてしまい、彼らが高い値段で仕入れるようになってしまったので日本の仕入れ価格が5倍近くになり、もう日本人にとっては簡単に食することのできる食べ物ではなくなってしまった」と動画で言ってましたが、魚も欧米人、中国人やアジア人なども普通に食べるようになり、日本の水産業者も海外の市場で競り落とせなくなってしまったという事なんだと思います。
海鮮丼8,000円は論外ですがやはりある程度値段を上げてでも質の良い魚を出すことも重要ではないでしょうか?
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