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メルボルンには日本と同じような文化、風物詩があります。ひとつは温泉。オーストラリアは基本的にどこもシャワー文化で浴室にバスタブがある家は稀です(ホテルもバスタブがないところがほとんど)。メルボルンも基本的にはシャワー文化ですが、実は町中や観光地に銭湯や温泉がわずかではありますがあったりします。

そしてもう一つが紅葉。オーストラリアは大半の場所で針葉樹が植えられているので秋に葉が色づいて落ちるという風景を見るのは難しいです。なので、紅葉を楽しむ文化というのはオーストラリアでは基本的にないのですが、メルボルンがあるビクトリア州はオーストラリアの中では割と落葉樹があり、紅葉を楽しむ文化があります。ただ、日本のように山や地域全体が紅葉で色づくというのはなく、ある通り沿いであったり公園の一画が落葉樹になっていて、そこだけ紅葉を楽しむことができるという感じです。それでもビクトリア州内ではそのような場所が散見されるオーストラリアでも珍しい州です。毎年秋になるとSNSやウェブサイトで今年の紅葉の状況だったり、紅葉の写真がたくさんアップされます。

紅葉で有名なマウント・マセドン(Mount Macedon)

今回はメルボルンから北西に車で1時間ほどの所にあるマウント・マセドンに行ってきました。この辺りはマセドン山脈(Macedon Ranges)として知られていて、丘陵地帯、山が連なっている景観も非常に美しく、紅葉だけでなくワインの産地としても知られています。

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