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前回はメルボルンの基本情報やコロナに関連する規制や入国に必要な書類などを説明しました。無事メルボルンの空港で入国することが出来、入国後24時間以内のRAT検査もOKならその後隔離の必要もなく自由に行動できます(2022年2月20日現在)。

メルボルン・シティ

メルボルンのシティ及び近郊にはたくさん見所があり、一回の投稿ですべてを語るのは無理なので、何回に分けて投稿していきたいと思います。

メルボルンはオーストラリアで2番目に大きな都市です。シティはトラム(路面電車)縦横に走っていてシティ内は無料で乗れますが、端から端まで歩けないほど大きいというほどでもありません。上のマップでは下にヤラ・リバーが流れていますが、そこから上(St Paul’s Cathedral のある通り)からQueen Victoria Market のある辺りまでがシティと呼ばれる部分になります。東西は東の Spring St から 西の Spencer St (Docklands と呼ばれる地区の手前まで)までが City と呼ばれる部分になると思います。

東西も南北もお店とかに入らずひたすら歩いたら端から端まで30分くらいでしょうか? なので、トラムに乗れば楽だと思います。シティ内ではトラムは基本的にひたすら直進します。東から来たらその道を西に向かって走り、シティの端に着くまでは右折したり、左折したりジグザグに走ったりすることはないと思うので、初めてメルボルンを訪れる方でも心配ないと思います。最近はグーグルマップで目的地までの全て経路を説明してくれるので、グーグルマップを駆使すれば迷ったりすることもないと思います。

メルボルン観光はシティだけでもたくさん見所があります。シティを縦横に走るトラム(路面電車)にヨーロッパ調の歴史的建造物やグラフィティ・壁画(mural)、美術館や博物館、マーケットやメルボルンのコーヒー文化を始めイベント開催時には全豪オープンやF1、コンサートやミュージカルなどのワールドクラスのイベントや、オーストラリアのラグビーやクリケットなどナショナルクラスのイベントも多数開催されます。テニスが好きな方なら全豪オープン開催時、F1が好きな方ならF1開催時などイベントに合わせてメルボルンを訪れるのも良いと思います。また、緑も充実しておりシティの南側を流れるヤラ・リバー沿いにはFitzroy Garden やAlexandra Garden など公園も充実しており、都市なのに空が広い、自然と都会がうまく融合した住みやすい都市と感じるかもしれません。実際にメルボルンは世界の様々な機関、団体が発表する「世界で最も住みやすい都市」に毎年上位に選出される場所です。

State Library Victoria(ビクトリア州立図書館)

ヨーロッパ調の歴史的建造物を見て回りたいなら、まずはビクトリア州立図書館。La Trobe Street と Swanston Street が交差するところにあります。

文字通り図書館なのですが、この図書館やばいです。日本で近所にあるような図書館とは比べ物になりません。州立図書館なので日本でいう都立・県立レベルの図書館だと思いますが、まあ豪華。正面のエントランスは下の写真の通りで、まるで美術館・博物館のような建物。

この州立図書館は何と絵画なども展示されていてまさに美術館のようなフロアもあります。

これだけで「何じゃこの図書館?」とびっくりさせられますが、このフロアを通り抜けていわゆる図書館部分にいくと、さらにぶっ飛んでいます。

写真だと雰囲気が伝わりにくいかもしれませんが、このヨーロッパ調の感じ。天井も高いですし重厚感が半端ないです(ウエスティン東京を訪れた時もすごい重厚感だと感じさせられましたがそれと似ています)。気分は中世ヨーロッパに飛んで行った感じ。更に別のフロアに行くと完全にノックアウト(下の写真)。

吹き抜けの自習室に机の年季の入った感じが見事に融合されていて、もし自分がメルボルンに留学してこんなところでコーヒー片手に勉強していたら、間違いなく将来海外でCEOとかシニアバイスプレジデントになっている自分の姿を想像してひとりでにやけてしまうでしょう(笑)。上に上がることも出来上から撮った写真は下の通り。

入場は無料なのでぜひ訪れてみてください。

メルボルンのカフェ、コーヒー文化

メルボルンはイタリア系移民が初期の頃多く移住しカフェが発達した町。シティには日本のコンビニ以上にカフェがあり、メルボルンで生活している多くの人にとってコーヒーは1日必ず1杯は飲むものだと思います。なので、どこのコーヒーがおすすめと聞かれると人によって勧めるカフェはバラバラだと思いますが、メルボルンのシティにある店でよく知られている店として挙げられる代表的なカフェに以下が挙げられると思います。

この中で、Little Rogue は ビクトリア州立図書館のすぐ近くにあるので、州立図書館を訪れる際にはこちらも訪れてみてはいかがでしょうか?

Little Rogue
Little Rogue

こじんまりとした店ですが、雰囲気の良いお店です。クロワッサンなどのパン類も売っています。また、お店のすぐ向かいには姉妹店としてベーカリー屋さん(コーヒーも買える)「Bakemono」があります。

木を基調にしたお店で日本のお店っぽいです。「ベイク・モノ」って変わった名前のお店だなと思いつつ中に入ってみると「Shoku Pan」とか「Melon Pan メロンパン」とカタカナも併記されていました。ということはお店の名前は「ベイク・モノ」でなく「バケモノ」ということですね。韓国系とアジア系の共同オーナーが日本のパンを作って販売しているようです。

メロンパンは日本のメロンパンと同じ味でさっぱりしていて美味しかったです。コーヒーも買いましたが、さすが Little Rogue の姉妹店ですごくおいしかったです。今までメルボルンで飲んだコーヒーの中でも上位に入る美味しさでした。

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