オーストラリアのワイン

オーストラリアに来たらワインを是非堪能したい。そんな方も少なくないと思います。ワインが好きな方ならオーストラリアのワインは近年ニュージーランド、チリ、アルゼンチンなどと共に「新世界のワイン」と呼ばれ、国際的なワインコンテストで金賞に選ばれることも珍しくなくなってきているくらい質の高いワインが多く生産されています。日本にも多く出荷されており馴染みのある方もいるのではないでしょうか?。オーストラリアで有名なワインの産地(リージョン)といえば主に:

  • ハンターバレー(Hunter Valley)ーシドニーから3時間ほど
  • ヤラバレー(Yarra Valley) ーメルボルンから1時間ほど
  • バロッサバレー(Barossa Valley)ーアデレードから1時間ほど
  • クナワラ(Coonawara)―アデレードから4時間ほど
  • マーガレットリバー(Margaret River)―パースから4時間ほど

が挙げられます。オーストラリアは南半球なので日本とは逆に北に行くほど暑くなり、北部は夏は気温が40℃、50℃という場所もあります。なので、上記のワインの産地はどこもオーストラリア大陸の南側にあります。

また、ワインの産地によって赤、白のどっちがおいしいとか、ワイナリーによっても赤でもシラーズがおいしい、あそこはカベルネが最高など強みがそれぞれ異なります。ただ、ざっくりくくると、オーストラリアのワインは赤がおいしいとされるところが多いように感じます。私も日本にいた時は白ばかりでしたが、今は赤も美味しいと感じるようになり、赤がおいしいとされるところでは赤を買うことが多くなりました。

その他、オーストラリアワインの特徴としては下記が挙げられます。

  • フランスワインと比べても引けを取らないのにめちゃ安い!
  • 家族経営で小規模生産のワイナリーが多く、他の州や国外に出荷されるのは大規模資本による一部のワイナリーのみ。
  • オーストラリアではワインは日本のサワーのような感覚で飲まれる気軽な飲み物。
  • フランスワインのように解禁というのはない。日本では毎年11月ごろにボルドーのワインが解禁されたというニュースが流れ、ワインが売られているコーナーに行けばイベントが行われていたりしますが、オーストラリアではそういうのは見かけません。オーストラリアでは若いワインよりアロマやタンニンがしっかり感じられる熟成したフルボディーのワインが好まれるように思えます。
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